クラシック珍曲特集〜ハイドン・モーツァルト・ショパン〜

芸術の秋。普段は聴かないクラシック音楽を聴いてみませんか? 『かたっくるしくてよくわからない!!』という方にもオススメのちょっと変わったおもしろ作品をご紹介します。


ハイドン/交響曲第60番ハ長調『うかつもの』


“音楽の父”と称されるハイドン。生涯で作曲した交響曲の数は100曲を超えています。

その膨大な作品の中の第60番『うかつもの』の中には、なんとヴァイオリンがチューニングをするシーンがあるのです。

6楽章冒頭で、行われる“チューニング”ですが、演奏者はあくまで楽譜通りに演奏しているだけだというのです。

200年以上も前にこんなにユーモラスな曲が作曲されていたなんて驚きですね。

動画では、23分17秒〜チューニングが始まります。


モーツァルト/音楽のサイコロ遊びK.516f


“音楽のサイコロ遊び”というのは、18世紀後半〜19世紀前半に貴族の間で大流行した遊びです。

モーツァルトの書いた176の小節に番号をつけ、2つのサイコロを振って出た数の小節をつなげていくと、16小節のフレーズになるというものです。

彼の他にも“サイコロ遊び”用の譜面を残した作曲家は多く、“偶然性の音楽の先駆け”だと言われています。

作曲技法を知らない人でも、コレを使えば簡単にモーツァルトとの合作曲が作れてしまいます。

各小節に割り当てられたアルファベットを使って、自分の名前の曲を作るという遊び方も楽しそうですね。

 

 

サイコロ表サイコロ遊び譜例

参考:http://ameblo.jp/muse7777/entry-11448461046.html、http://www.asahi-net.or.jp/~rb5h-ngc/j/k516f.htm、http://rokujiro.blog.fc2.com/blog-entry-32.html、http://www.marimo.or.jp/~chezy/mozart/works/etc.html


ショパン/子守歌変二長調Op.57


ピアノの詩人“ショパン”も風変わりな曲を作曲しています。

なんと、左手の伴奏が最初から最後まで延々と同じなんです。

ショパン譜例

右手の4小節の旋律が15回の変奏をする間、ひたすらD♭、A♭7のコードを繰り返しています。

ずっと同じ伴奏だからなのか、不思議とまどろんできてしまう曲です。

 

ショパンが弾きたいけれど、譜読みが苦手!という人にはいいかも!?

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